SEOで活用したいキーワードの検索数を調べるツール3選!
SEOやリスティング広告に携わるマーケターにとって、狙っている検索キーワードが何回検索されているかを把握することは重要です。この情報が不明瞭なまま施策を立案、実行すると思ったような効果が得られない場合があります。これは対象となるキーワードには本当にニーズがあるのか把握できていないために起こります。
本記事では、検索キーワード(=検索クエリ)の検索ボリュームを把握できる便利なツールを紹介していきます。これらのツールを使って、SEOの効果をより高めていきましょう。
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この記事の目次
Google検索でキーワードの検索数を取得できる3つのツール
Google検索の検索数を取得できるツールで、弊社がよく使用するものは以下のツールです。
- キーワードプランナー
- KeywordTool
- Ubersuggest
それぞれの特徴を抑えながら3つのツールをご紹介します。
①キーワードプランナー
Googleが提供するキーワードプランナーはGoogleAdwords(検索連動型広告)に広告を出稿する広告主のためのツールです。
https://ads.google.com/aw/keywordplanner/home
キーワードプランナーはGoogle広告アカウントを持っていると利用できますが、正確な検索数を取得するためには、Google Adwordsでの広告出稿(課金)が必要です。広告出稿をしていない場合、「100-1,000」「1,000-10,000」など曖昧で幅のある数字しか確認ができません。
②KeywordTool
KeywordToolは広告出稿が無くてもキーワードプランナーと同等のことができるツールです。
有料ツールですが、月額66ドル払えば1日7,000キーワードまで(1回で最大700キーワードを同時に取得)の検索数を取得できます。またGoogle検索以外にもYouTubeやAmazon、Twitterなどの検索数を取得することも出来るため、検索マーケティング以外にも活用することができます。
③Ubersuggest
Ubersuggestはサジェストデータと検索数を同時に取得でき、かつ無料という非常に強力なツールです。
あるキーワードを入力して「検索」をクリックすると、大量のキーワードとその検索数が表示されます。
仕組みとしては、まず入力したキーワードに対してサジェスト(Googleの検索窓にキーワードを入力した時に自動で提案されるキーワード)キーワードを取得します。さらにそれぞれのキーワードの検索数を取得し、出力する仕組みになっています。
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各ツールを使い分けてデータを取得しよう
キーワードプランナーとKeywordToolは機能としては同じものなので、Google広告で出稿している場合はキーワードプランナーを選択しましょう。Ubersuggestは無料ツールで非常に利便性が高いですが、複数のキーワードの検索回数を一括で取得したい場合などには向いていません。
新しく対策するキーワードの候補がリスト化されていてそれらの優先順位を見極めたい時はキーワードプランナー、まだ候補のキーワードが決められておらず、発想を膨らませながらキーワードの候補を選定していきたい場合はUbersuggestを使用するようにしましょう。
※キーワード選定方法については、以下の記事をご参考ください。
・SEOキーワード選定法を実践的に4ステップで解説!
・キーワードの洗い出しをスムーズに!キーワード掛け合わせに最適なツール
まとめ
本記事では、Webマーケティングで重要なキーワードの検索数を分析するツールを紹介しました。今回紹介したキーワードツールは、操作も簡単なのばかりなので、自分がどんな目的で利用したいのかを明らかにしたうえで積極的に使用してください。
ツールで得たデータをもとに効果的な施策を進めることで、成果が出てきやすくなるでしょう。
ヒトノートでは、Webマーケティングやコンテンツ作成に関する記事を多く掲載しています。ぜひご覧ください。
関連記事はこちら!
・Google SEOの基本やガイドラインについて解説!流入施策も紹介
・SEO内部対策は何をする?行うべき施策5選
・効果的なSEO戦略とは?考えるべき4つのポイントとSEOテクニック
・【2023年版】SEO対策とは?仕組みや施策、進め方などを徹底解説
・パンくずリストはSEOに効果アリ!作り方と気を付けるポイントをご紹介
執筆者:坪昌史
株式会社ヒトノテの代表取締役CEO。 エンジニアとしてキャリアスタートし、サイバーエージェントのSEO分析研究機関を経て、リクルートの横断マーケティング組織のマネージャー&全社SEO技術責任者を務める。その後、独立しSEOを中心としたクライアントの課題解決を行う。2017年、株式会社ヒトノテを創業し、様々な企業のウェブマーケティングの支援を行う。
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