BIGキーワードでTOPではなく下層ページが上位表示される問題。どう解決する?
弊社でご支援させていただいている某クライアントサイトにて、ページの評価分散が検出されたため、その原因や解決に至るまでの手順をご紹介いたします。
ページの評価分散とは、サイト内の複数ページのタイトルや内容が重複していると検索エンジンが判断し、ページのSEO評価が分散される現象のことです。
この記事の目次
検出された課題・問題
TOPページを上位表示させたいキーワードで別のページ(以降”ページA”と呼称)が上位表示されている。
原因及び仮説
・共通要素であるグローバルナビゲーションにあるページAへの内部リンクに、TOPページを上位表示させたいキーワードが含まれていた
・共通要素であるサイトロゴのaltタグとパンくずリストのTOPページリンクに重要キーワードが含まれていなかった
改善施策の内容
・グロバルナビゲーションのページAへの内部リンクアンカーティストから重要キーワードを抜く
・ロゴ画像のaltタグとパンくずリストTOPページリンクに重要キーワードを入れる
結果
最初は不安定ながらも、徐々にTOPページのみが上位表示されるようになってきている
まとめ
共通要素の内部リンクは定期的に見直す必要がある。本当に評価してほしいページへの内部リンクの数やアンカーテキストの内容をチューニングすれば、コンテンツ強化や被リンク獲得に取り組む前に課題が解決することもある。
執筆者:川口享晟
株式会社ヒトノテのSEOコンサルタント。メディアサイトからポータルサイト、ECサイトまで様々なサイトのSEO支援を経験。売上のアップから逆算したSEO対策を得意とし、クライアントに寄り添ったオーダーメイドの提案を心がけています。
監修者:坪昌史
株式会社ヒトノテの代表取締役CEO。 エンジニアとしてキャリアスタートし、サイバーエージェントのSEO分析研究機関を経て、リクルートの横断マーケティング組織のマネージャー&全社SEO技術責任者を務める。その後、独立しSEOを中心としたクライアントの課題解決を行う。2017年、株式会社ヒトノテを創業し、様々な企業のウェブマーケティングの支援を行う。
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