サイトリニューアルで流入が30%減!内部リンク調整で流入を元の水準まで戻した手順とは?
過去に弊社でご支援させていただいておりました某クライアントサイトにて、サイトリニューアルがきっかけで流入数が30%減ってしまったことがありました。
今回はその原因や解決に至るまでの手順をご紹介いたします。
この記事の目次
サイトリニューアルで流入が30%減ってしまった原因とは?
リニューアル前は、サイドカラムに以下のようなコンテンツ導線が設置されていました。
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ところがサイトリニューアルがきっかけで、これらのコンテンツおよび内部リンクが無くなってしまったため、記事の回遊性が大きく下がってしまいました。
最終的には記事のSEO評価が下がってしまい、結果的にサイト全体の流入が30%減ってしまう事態となりました。
流入を戻すためにヒトノテが行った改善施策
取り急ぎリニューアル時に無くなってしまった以下のコンテンツ導線を再度掲載しました。
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特に流入が落ちてしまった記事はクロールの頻度を少しでも向上させるために、編集部ピックアップに加えて目立つ場所にリンクを設置しました。
施策実施後の流入はどうなった?
施策実施から1ヶ月ほど経過したタイミングで、30%減っていた流入数がリニューアル前の水準に戻ってきました。
今回の事例から、内部リンク設計のミスはサイトリニューアルで流入が大きく下がってしまう原因の1つになり得るということがお分かりいただけたかと思います。
サイトのリニューアルはユーザビリティやSEOの大幅な改善が期待される一方で、内部リンクやリダイレクトなどの設計を誤ってしまうとかえって逆効果になってしまうケースもあります。
サイトリニューアルをご検討の際は、SEOの専門家に事前相談することをオススメいたします。
執筆者:川口享晟
株式会社ヒトノテのSEOコンサルタント。メディアサイトからポータルサイト、ECサイトまで様々なサイトのSEO支援を経験。売上のアップから逆算したSEO対策を得意とし、クライアントに寄り添ったオーダーメイドの提案を心がけています。
監修者:坪昌史
株式会社ヒトノテの代表取締役CEO。 エンジニアとしてキャリアスタートし、サイバーエージェントのSEO分析研究機関を経て、リクルートの横断マーケティング組織のマネージャー&全社SEO技術責任者を務める。その後、独立しSEOを中心としたクライアントの課題解決を行う。2017年、株式会社ヒトノテを創業し、様々な企業のウェブマーケティングの支援を行う。
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